「まさかうちに…?」依頼者からの不安の声

札幌市内に住む30代女性からの相談。 ある日、自宅で友人と話した内容が、なぜか職場の同僚に知られており、不審に思ったそうです。

「誰かが家の中の会話を聞いているのでは…?」 不安を抱え、当社に調査依頼をされました。

調査開始から数分、“不自然な電波”を検出

現地の1LDKマンションにて調査開始。 リビング・寝室・キッチンと順番に電波スキャンを行っていくと、 リビングの窓側で不自然な微弱電波が検出されました。

周辺には家具や観葉植物、掃除用具など、特に怪しいものはありません。 しかし、窓際の“あるもの”が反応源であることが徐々にわかりました。

盗聴器が隠されていた“まさかの場所”

反応源を正確に特定するため、狭い範囲を徐々に絞り込むと、 窓際に置かれていた加湿器内部から強い電波をキャッチ。

加湿器内部で発見された盗聴器
加湿器内部で発見された盗聴器。

加湿器の外観は普通で、生活感のある使用済みフィルターが入っていたため、まったく不自然ではありません。 しかし内部の底面、配線スペースのそばに磁石で固定された小型盗聴器が見つかりました。

依頼者は驚いて一言。 「まさか加湿器に付けられているなんて思いもしませんでした…」

犯人の可能性は“身近な人物”

加湿器は数か月前に“知人から譲り受けたもの”だったことが判明。 依頼者がその知人とプライベートな相談をしていた時期とも重なっており、 犯人はその知人である可能性が高いと推測されました。

このタイプの盗聴器は電池式で、 音声がある時だけ電波を発信する省電力モデル。 生活音に紛れて長期間発見されにくいのが特徴です。

盗聴器発見後の対応

  • 盗聴器を撤去し証拠として写真・型番を記録
  • 加湿器は処分を推奨
  • 依頼者には警察への相談を案内
  • 部屋全体を追加チェックし、他に仕掛けがないか確認

幸い、他に盗聴器は見つからず、依頼者はひとまず安心された様子でした。

盗聴器がつきやすい“意外な場所”とは?

今回のように、盗聴器は以下のような「意外な生活用品」に紛れることがあります:

  • 加湿器・空気清浄機・扇風機の内部
  • 延長コード・電源タップの中
  • リモコンラック裏
  • ソファの底面
  • 観葉植物の鉢の中

外観だけでは判断できず、内部を開けて初めてわかるケースが多くあります。

札幌盗聴ガードサービスの調査料金:
アパート・マンション:27,500円(税込)
一戸建て:33,000円(税込)
※即日対応・秘密厳守で調査いたします。

まとめ

盗聴器は「怪しい機械」に見えるとは限りません。 むしろ、普段の生活で目にとめない“自然な物”に紛れているケースが増えています。

違和感を覚えたら、まずは冷静に環境を確認し、必要であれば専門業者にご相談ください。 あなたのプライバシーと安全を守るため、早期調査が最も効果的です。

※本記事は当社実例をもとに再構成しています。