リノベーション済み物件は、壁紙やフローリングこそ新品同様ですが、電気配線設備は古いまま流用されていることが多々あります。「前の住人の痕跡」である負の遺産が残っていないか、徹底的に調べる必要があります。

「綺麗だけど、何となく気配が…」

札幌市手稲区の中古マンションを購入し、フルリノベーションされた女性のお客様からのご相談です。内装はお洒落なカフェ風に仕上がっていましたが、ふとした瞬間に「ここには以前、別の誰かが住んでいたんだ」という事実に気づき、急に怖くなったそうです。

特に、前の住人がどういう理由で退去したのか(トラブルがあったのか、など)が分からないことが不安の種でした。

プロの視点:リノベの盲点

実はリフォーム業者は「内装」のプロであって、「防犯」のプロではありません。既存のコンセントボックスなどは再利用されることが多く、壁の中で眠っていた盗聴器が、リノベ後もそのまま稼働しているケースは実際に存在します。

今回は、通常のコンセントに加え、キッチンの換気扇裏や浴室の天井点検口など、リフォームでも手の入りにくい場所を重点的にスキャンしました。広帯域受信機による電波調査と、物理的な目視確認のダブルチェックを実施。

幸い、盗聴器は見つかりませんでした。お客様は「これでようやく、心からリラックスして新生活を楽しめます」と笑顔を見せてくださいました。

よくあるご質問

Q. 入居前調査はいつ行うのがベストですか?

A. 鍵の引き渡し後、荷物を搬入する『前』が最もスムーズかつ確実に調査できます。家具が入る前なら、壁のコンセントなども見やすく、短時間で完了します。

Q. 調査中はずっと立ち会う必要がありますか?

A. 基本的にはお立ち会いをお願いしておりますが、最初と最後だけご確認いただき、作業中は別のお部屋でお待ちいただくことも可能です。

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