警察庁の発表によれば、ストーカー事案の相談件数は年間2万件前後と常に高い水準で推移しています。かつてのストーカーと言えば「後ろをつけてくる」「無言電話をかけてくる」といったアナログな手法が中心でしたが、現代はデジタル機器の悪用により、被害者が一切気づかぬまま24時間行動を監視されているケースが急増しています。今回は札幌市内での相談事例をもとに、最新のストーカー被害の現状と対策を解説します。
「なぜ今日行くお店を知っているの?」見えない監視の恐怖
札幌市中央区にお住まいの20代女性(Dさん)からのご相談です。元交際相手からの執拗な連絡に悩み、着信拒否やSNSのブロックを行ったDさん。しかしその後も、非通知で執拗に電話がかかってきたり、帰宅時間を狙ったように自宅のインターホンが鳴らされたりといった被害が続きました。
最もDさんを恐怖させたのは、友人と急遽決めた食事会の待ち合わせ場所(普段は絶対に行かないすすきのの飲食店)に、元交際相手が「偶然を装って」現れたことでした。「スマートフォンは常にパスワードをかけて手元にある。SNSにも一切書き込んでいないのに、なぜ行動が秒単位で筒抜けになっているのか」。精神的に追い詰められたDさんは、すがるような思いで当社にご連絡をいただきました。
カバンと車に仕掛けられた「二重の罠」
Dさんの状況から「デジタル機器による位置情報の追跡」または「アナログ盗聴器による会話の傍受」のどちらか、あるはその両方が行われている可能性が高いと判断しました。
まずはDさんのご自宅(室内)の電波調査を実施しましたが、こちらはシロ。続いて、Dさんが普段持ち歩いている通勤用バッグと、移動手段である自家用車を専用の機材でスキャンしました。すると、恐ろしい事実が判明しました。
1. 車のバンパー裏にマグネット式GPS
車の底面とバンパーの隙間を専用のミラーと電波探知機で調べたところ、強力なマグネットで固定された黒い箱、すなわち「リアルタイムGPS発信機」が発見されました。これにより、Dさんが今どこを走っていて、どこに車を停めたかが、犯人のスマホの地図上に24時間表示される状態になっていました。
2. カバンの底板の隙間に超小型盗聴器
さらに、Dさんが愛用しているトートバッグの底板(布の隙間)から、ボタン電池駆動の極小サイズのアナログ盗聴器が発見されました。これにより、車を降りたあとのカフェでの会話や、友人との相談内容までもが筒抜けになっていたのです。
ストーカー被害から身を守るための具体的対策
ストーカーは被害者の「恐怖する姿」や「行動をコントロールできているという支配欲」を原動力にします。被害を断ち切るためには、感情的にならず、客観的な証拠を集めて法的に動くことが最も有効です。
- 見つけてもその場ですぐに外さない(捨たない):GPSや盗聴器を見つけたら「すぐ捨てたい」と思うのは当然ですが、それは加害者の器物損壊や不法侵入を立証する強烈な証拠箱です。触らずに、まずは警察や私たちのような専門業者にご相談ください。
- スマホの「見守りアプリ」を取り除く:元交際相手と位置情報を共有するアプリ(Zenlyの代替アプリなど)を過去に入れていた場合、別れた後もバックグラウンドで動き続けているケースがあります。パスワードの一新と、不要なアプリの削除を行ってください。
- 日常の動線を変える:一時的でも構いませんので、通勤ルートや帰宅時間を不規則にし、相手の予測を外す防衛策も有効です。
孤立せず、プロの力を借りてください
当社では、このような深刻なストーカー事案の場合、ただ機器を発見して終わりではありません。発見された機器の写真、設置状況、電波の周波数などを詳細に記録した「調査報告書」を作成し、お客様が警察の生活安全課へ被害届や保護命令の手続きに向かうための強力なサポートを行います。
ストーカー対策に関するQ&A
Q. 車にGPSがついているかだけ調べてもらうことは可能ですか?
Q. 警察にはもう相談していますが「実害がないと動けない」と言われました。
見えない監視の恐怖から、今すぐ抜け出しましょう。
客観的な証拠を集めることが、解決への最短ルートです。
匿名でのご相談、女性スタッフの対応も可能です。秘密厳守をお約束します。
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