ご相談の内容

依頼者は帯広市内の企業に勤務する20代女性。会社が所有する2LDKの社宅に入居していました。 ある日、職場の同僚が自分しか知り得ない内容を口にしたことで強い不安を感じ、「もしかして部屋に盗聴器があるのでは」と当社に調査を依頼されました。

依頼者はこれまで職場の人間関係で特に問題はありませんでしたが、特定の上司や同僚に私生活の詳細を知られているような発言をされることが続き、不信感が募っていたそうです。

調査当日の様子

調査は午前中から開始。依頼者立会いのもと、リビング・寝室・キッチンなど各部屋の電波スキャンと物理点検を行いました。 約30分後、リビングのコンセントから微弱な電波をキャッチ。カバーを取り外して内部を確認したところ、クリップ型の盗聴器を発見しました。

クリップ型盗聴器の写真
発見されたクリップ型盗聴器。小型で目立ちにくく、長期間作動可能なタイプ。

検出された盗聴器は古いモデルで、内部のコンデンサや配線の状態から見ても、数年前に設置された可能性が高いと判断されました。 依頼者が入居する前から取り付けられていたと考えられます。

犯人の可能性と依頼者の判断

盗聴器の設置経路を確認した結果、社宅の鍵を自由に扱える立場の人物でなければ設置は不可能と判断。 依頼者も「心当たりがある人物がいる」とのことでしたが、会社内での騒動を避けたいという意向から、警察への通報は行わず、当社で撤去のみ実施しました。

撤去後は配線やコンセントの内部を清掃し、再発防止のためのアドバイスを行いました。 また、社宅管理会社に鍵の交換を依頼するよう助言しました。

1ヶ月後の無料再調査

当社のアフターサービスとして、1ヶ月後に無料再調査を実施。 電波・配線ともに異常はなく、新たな盗聴器の設置も確認されませんでした。

依頼者様からは「ようやく安心して眠れるようになった」との感想をいただきました。

社宅での盗聴トラブルが増える背景

社宅や社員寮のように、複数の人が入退去を繰り返す環境では、前の入居者が設置した盗聴器や、関係者による監視行為が残っているケースがあります。 特に会社関係者が鍵を保有している場合、本人の知らない間に侵入・設置される可能性があります。

こうしたケースでは、入居直後の盗聴器調査が非常に効果的です。 定期的なチェックや鍵交換を行うことで、リスクを最小限に抑えることができます。

札幌盗聴ガードサービスの調査料金:
アパート・マンション:27,500円(税込)
一戸建て:33,000円(税込)
※追加料金なし・秘密厳守・即日対応いたします。

まとめ

今回の事例では、依頼者の入居前から社宅に盗聴器が設置されていた可能性が高いことが分かりました。 幸い、早期発見によって被害の拡大を防ぐことができましたが、同様のトラブルは誰にでも起こり得ます。

札幌盗聴ガードサービスでは、社宅・賃貸物件・社員寮などの定期点検調査にも対応しています。 少しでも不安を感じたら、お気軽にご相談ください。専門スタッフが丁寧に対応いたします。

※本記事は、相談者様の許可を得て一部内容を再構成・掲載しています。