調査の背景

調査の依頼をいただいたのは、札幌市北区・札幌駅近くにある社員10名規模の企業様。 社長様より「盗聴器が仕掛けられていないか確認してほしい」とのご相談を受けました。

最近、社外で話したはずの内容が外部に漏れているように感じたため、社長自らインターネットで購入した簡易型の盗聴器発見器を使って社内をチェック。 すると、会議室やデスク周辺などほぼ全ての場所で反応があったため、 「本当に盗聴器があるのでは」と心配になり、当社へ正式な調査を依頼されたという経緯です。

調査の流れ

当日は業務終了後の時間帯に訪問。従業員の方には退社していただき、社長立会いのもとで調査を開始しました。 デスク周辺・電話回線・LANケーブル・照明・天井裏など、電源を含む箇所を中心に電波スキャンと物理点検を実施。

結果、盗聴器や不審な電波の発信源は確認されず、誤反応であることが判明しました。 社長様も「やはり専門家に頼んで良かった」と安心されたご様子でした。

簡易発見器の注意点

ホームセンターや通販で購入できる簡易発見器は、Wi-Fi・Bluetooth・スマートフォンなどの一般的な電波にも反応してしまうため、 実際には盗聴器がなくても「ピーッ」という反応音を出すことが多くあります。

特にオフィス環境では電子機器や通信設備が多く、誤反応率が非常に高いのが実情です。 こうした誤検知が不安を増幅させるケースが多いため、 確実な確認を行うには専門業者による周波数解析が欠かせません。

企業での盗聴リスクと対策

近年、ビジネス情報や社内会議の内容が盗聴の対象となるケースも増加しています。 特に人事・取引・技術情報など、社外に漏れることで損害につながる情報を扱う企業は注意が必要です。

  • 定期的に専門業者による盗聴器調査を実施
  • 来客エリアや会議室は特に重点チェック
  • 新規入居・改装後の初回調査を実施

札幌盗聴ガードサービスでは、企業・店舗・医療機関・行政機関などの定期点検調査も承っております。

札幌盗聴ガードサービスの調査料金:
アパート・マンション:27,500円(税込)
一戸建て:33,000円(税込)
※追加料金なし・秘密厳守・即日対応いたします。

まとめ

今回のケースでは盗聴器は見つかりませんでしたが、簡易発見器による誤反応の典型例といえます。 誤った機器判定により不安を抱える前に、専門業者による調査を行うことで確実に安心を得られます。

札幌盗聴ガードサービスでは、企業・店舗・個人事業主向けの定期調査にも対応しています。 「情報漏えいが心配」「重要会議の前に確認したい」という場合は、ぜひお気軽にご相談ください。

※本記事は、企業様の許可を得て一部内容を再構成・掲載しています。