ご相談の内容
依頼者は北海道某市の繁華街でスナックを経営する40代のママ。 「最近、不審な常連客がいて気味が悪い」とのことで、盗聴器調査のご依頼をいただきました。
その常連客は50代の男性で、週に1〜2回のペースで来店しており、他の客や従業員の会話内容をなぜか詳しく知っている様子。 さらに、開店前に店内で話した内容まで把握していたことから、盗聴を疑うようになったとのことです。
現場調査の様子
調査は営業時間外の午後に実施。店内はカウンター6席ほどの小規模スナックで、奥にはストックルームと小型エアコンが設置されていました。 電波スキャンを行いながら、壁面・天井・照明・コンセント周辺を順に確認していきました。
その結果、エアコン裏に設置されたコンセントから強い盗聴電波を検出。 内部を開けてみると、電源タップ型の盗聴器が取り付けられていました。
タップ表面には厚いホコリが付着しており、かなり以前から設置されていた可能性が高いと判断されました。 このタイプは電源を供給し続けることで、長期間作動が可能なモデルです。
依頼者の反応とその後
盗聴器を目にした依頼者様は、「まさか本当にあるとは思わなかった…」と大きなショックを受けておられました。 犯人の特定は難しいものの、出入りできる人物が限られている環境であったため、以前から出入りしていた常連客の可能性が高いと考えられます。
当社で盗聴器を撤去し、依頼者様のご希望により後日、ご自宅の調査も実施。 自宅からは盗聴器は発見されず、最終的に「店舗のみの設置」であったことが確認できました。
店舗での盗聴リスク
スナックやバーなどの小規模店舗は、カウンター越しの会話が多く、顧客同士やスタッフのプライベートが垣間見える環境にあります。 そのため、興味本位・恋愛感情・嫉妬心など、些細な動機で盗聴行為に及ぶケースが少なくありません。
また、飲食店は営業中に誰でも入れるため、営業時間外にこっそり機器を設置するのも容易です。 特に、常連客・元従業員・業者など、出入りの多い人物による設置が多く見られます。
札幌盗聴ガードサービスの調査料金:
アパート・マンション:27,500円(税込)
一戸建て:33,000円(税込)
※追加料金なし・秘密厳守・即日対応いたします。
まとめ
今回のケースでは、店舗のエアコン裏に古いタイプの盗聴器が発見されました。 犯人の特定には至りませんでしたが、定期的な店舗調査の重要性が改めて確認された事例です。
札幌盗聴ガードサービスでは、スナック・バー・飲食店・企業オフィスなど、あらゆる環境での盗聴器調査に対応しています。 不安を感じたら、営業時間外でもお気軽にお問い合わせください。
※本記事は、依頼者様の許可を得て一部内容を再構成・掲載しています。